住宅のお取引前に建物のコンディションを把握し、
必要に応じた保険や保証をすることで安心してお取引いただくための制度です。
弊社は建物知識のある担当者が一級建築士がおこなう同等内容の事前検査をおこない、
既存住宅瑕疵検査を行う前の段階で合否に影響する部分の確認をし、
瑕疵検査を受けることにメリットがあるか否かもおおかた判断できます。
買主様が中古住宅に持つ不安の中でもっとも多いのが「建物への不安」です。新築が必ずしも安全というわけではありませんが、それでも新築は中古に比較すると建物ついての不安が少ないと考える人が多いようです。しかし、実際の中古住宅は相当にしっかり作られているものが多数あり、新築以上の耐震性を有する場合すらあります。
売却予定の住宅に対し、事前に調べて提供することで、買主様は安心の取引が出来るのです。それがこの「事前インスペクション」という建物診断制度です。
事前インスペクションはお家の健康診断。いわば「お家のかかりつけ医」のようなもの。大きな病院【既存住宅売買瑕疵保険検査】にいく前の重要なステップです。
本報告書は、既存住宅売買時の不動産に関する情報開示や伝達を円滑にする目的で作成されています。
事前インスペクションでの調査により「耐震性」「かし保険付保の可否」「フラット35利用の可否」等について、その後を引き継ぎ、最終的な判断をする建築士の前さばきの役割を果たします。
建物の状態を把握し安心してお取引いただけるように、
専門の講習を修了した建築士が屋根や外壁、室内の壁、天井の雨漏りなどの状態を
目視、触診、打診、計測などの方法で調査いたします。
これにより、建物の不備や欠陥をめぐった、
物件売却あるいは購入後のトラブルを防止できます。
既存住宅状況調査技術者講習※1を修了した建築士が、既存住宅状況調査方法基準に※2に従って行います。
主な調査項目は以下のとおり、調査は目視・計測・書類等により行います。
2階建ての場合の骨組
(小屋組、軸組、床組)等の構成
2階建ての場合の骨組
(壁、床組)等の構成
1
基礎のコンクリート部分のクラック等を確認(幅0.5mm以上のひび割れ等)
2
外壁サイディング、サッシ廻りのシーリング材を確認(破断、欠損等)
3
屋根や軒裏を見える範囲で確認(破損、雨漏り跡等)
4
バルコニーの状況を確認(防水層の劣化状況等)
5
室内の壁、天井等の雨漏り跡を確認
6
1階床下点検口、各階天井点検口内の確認(基礎コンクリートや土台の状態、小屋組の雨漏り跡等)
7
各居室の床、柱等で著しい傾斜の有無を確認(6/1,000 以上の勾配)
8
各水栓より水やお湯を流し、給水管、給湯管、排水管に水漏れ、詰り、逆流、あふれが無いか確認
一般的な名称を「既存住宅売買瑕疵保険」といいます。
瑕疵保険とは、万が一中古住宅の引き渡しを受けた建物の保険対象部分に
不具合(瑕疵)が見つかった場合に、その補修費用を補償する保険※です。
買主さまだけでなく売主さまにとっても、検査とセットになった「既存住宅売買瑕疵保険」は
売却をご希望の中古住宅に対する消費者の信頼性を高めるものであり、その付加価値向上にもつながります。
「既存住宅売買瑕疵保険」は売主さま、買主さま双方にとってメリットの大きい保険制度です。
メリット1
検査結果を提示することで、買主に安心してもらえます。
メリット2
建物の検査に合格すると『保証付き住宅』として売ることができます。
メリット3
『瑕疵保険付き』であれば、各種税制優遇の適用可能物件となるため
住宅の付加価値がUPし、価格交渉の強い味方となることが期待できます。
メリット1
瑕疵保険には建築士による建物の検査があり、
建物の状況を把握した上で、購入を検討できます。
メリット2
万が一、防水部分等の瑕疵が見つかっても
瑕疵保険による補償があり、安心できます。
メリット3
築20年を超えている物件でも瑕疵保険が付いた物件であれば
住宅ローン減税の適用が可能です※。
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